終末の戦いに向けた主の多教派戦術 (15/02/16)

今日教会が分裂しているといわれています。確かにたくさんの種類の教会がありますがそれは「どうしてたくさんの種類の教会があるのか」 という記事にあるように、必ずしも神の御心から大きく外れたものではありません。

その記事に加えて、終わりの時代においてリスク管理の為に神が多様な教会の存在を容認していることについて書きたいと思います。


教会の歴史を見るならひとつの大きな組織が生まれるときに、それが腐敗する事はよく見られたことです。たとえ腐敗とまでいかなくても、福音の純粋さが失われてしまう事は起こって来ました。
それゆえ、神は教派という形で分裂することを容認して来ました。

特に世の終わりのしるしのひとつは惑わしです。(マタイ24:24)そのようなゲリラ戦に備えて神は一見分裂しているように見える今日の教会の姿を容認されているのです。

しかし、面白いことに20世紀はじめごろまで、神が新しいムーブメントを起こされたときに新しい教派が生まれましたが、それ以後は、そのムーブメントがひとつの教派を作ることでそこにとどまるのではなく、他の教派にも飛び火して、教派の壁をなくしてきたことです。
もちろん、反対する人は何にも反対するので、新しいムーブメントによって教派の溝が深まることも起こって来ましたが、それでも、驚くほど、それまでつながりが無かった教派がひとつになって礼拝する姿が今日あります。