3日目: 米国とチャイナが戦争
戦争と言っても単なる貿易戦争でしょう?」という方もいるかもしれません。それは二つの国家がただ意地を張りあっているだけに見えるかもしれません。
具体的に言うなら、アメリカと中国が互いに輸入関税を上げておりましたが、これは日本のメディアが言っているような単なる意地の張り合いではありませんし、国内に製造業を呼び戻すためのものではありません。
その理由の一つは、中国の電子機器はスパイ活動に使われているという事実があるからです。
たとえば有名なところは 「米政府、ファーウェイ製品締め出しの大統領令に署名。米国からの部品調達も実質禁止へ」 という記事、にあるように、アメリカがファーウェイ製品を排除したということですが、これは単に、かつて日本の車の輸出を制限したような、貿易の不品行を是正するためのものではありません。
記事の中にもいくつかの情報が入っていますが、製品の中にデバイスが埋め込まれてスパイ活動をしているというのは大きな理由です。
中国や韓国の企業の工業製品の性能が伸びたのは産業スパイによって日本やアメリカの企業の機密情報が盗まれたからです。
かつては海底ケーブルがそうでした。欧米が敷いた海底ケーブルを使って連絡を取っていたのですから、情報が漏れるのは当然の事でした。
しかし、そういった事柄だけではありません。
これは、次世代の覇者はどこの国なのかをめぐっての世界を巻き込む戦争なのです。
この貿易戦争の中のファーウェイ製品締め出しに関していうなら、最も大きな焦点は次世代のインターネット規格である5G戦争なのです。このシステムの覇者になるために中国製品を閉め出さなければならないのです。
ここで、一つファーウェイとは普通の企業ではない特別な企業であることを知っておく必要があります。
実は中国の企業はすべてある意味政府の息がかかっています。
政府から恩恵を受け政府に仕える企業なのですが、ファーウェイに関してはそれ以上のものです。
中国が国家の総力をかけて集めた他国の企業秘密を盗み出した技術によって最高のものを生み出そうとしています。
それと同時に、中国の企業は政府のサポートを受けて、どこよりも安く製品を売ることができます。
その力によって販路を拡大しているのです。
日本の多くのタクシー会社がファーウェイのシステムを使っています。これが最も安いからです。
しかし、これは日本の車産業に中国が進出するための序章です。
近い将来タクシーが自動運転化されるときに、その時に使われるシステムはファーウェイでしょう。もうすでにそこに地盤があるからです。そのようにして、自動運転、電気自動車の産業から日本企業が締め出されるのです。
今日、中国製はおろか世界で割と売れている韓国の車ですら日本では売れない(2016年はたったの7台)にもかかわらず、20年後に中国車が日本で普通にみられるようになったとしたら多くの人は驚くことでしょう。
そして困ったことに、20世紀のように西欧世界がアメリカに付いていっているわけではありません。
ドイツは車の販売について中国に販路を見出し、イギリスは5Gシステムを中国寄りのものにし、フランスはゴーン氏の一見からわかるように、アメリカと一線を画しております。
ゴーン氏について今は詳しく書く時間はありませんが、
これは日産をフランスに完全に渡してしまうことをアメリカが嫌い、妨げたことが原因でしょう。なぜならフランスは政治的なつながりとしてのアメリカよりも中国を選んだ節があるからです。ゴーン氏を逮捕したのが警察ではなく地検特捜部であったことが、その逮捕のバックにアメリカがいたことがうかがえます。
いずれにしても、ヨーロッパの国々ですら反米の側面を見せているわけですから、そういう意味では、今の時代アメリカべったりな主要な国はほとんど日本だけなのです。
こういう話をすると、日本もアメリア追従をやめるべきだという論調が出ますが、それはあきらめたほうがいいと思います。鞍替えしたところで、これまでアメリカに搾取されてきたかわりに中国に搾取されるだけだからです。
その搾取は以前よりひどいことでしょう。また、そしてその過渡期には2重に両陣営から搾取されるのです。
もっとも、日本はアメリカから離れたくても離れられません。
世界がそのような流れ、反米になってきているのか察知してか、日本が絶対にアメリカを裏切ることがないようにあるシステムを構築しました。
それは「スノーデンが暴露する日本の足かせシステム」
という記事にあるように、アメリカに逆らったとたんに日本の社会が崩壊する地雷原が日本のインフラに埋め込まれているのです。
まあ、そのようなことは中国もしており、フィリピンの送電網をいつでも一気につぶすことができるシステムを仕掛けているのです。
そのような米中の戦争もこのコロナウイルスをはさんでますます対峙しております。
米国は怒っています。
それはまず、中国が意図的に情報公開をしなかったことによって感染が拡大したことに対して。また、(表向きであれ)中国がある程度収束したのち各国の対応を批判したり、他国を手なずけるために助けたり、感染拡大初期に他の国々から金にものを言わせて物資を買い占めたりしたことです。
それだけではなく、水面下で数々の工作をしております。
つまり、コロナウイルスの問題が一段落したら、本当に戦争になることもありうるというのが現実なのです。
実際私は、このウイルスが人工のものであることを知っていますが、だれがどのようにしてそうなったのかは正確にわかりません。
しかし、わかっていることは、この機会を用いて、米中をはじめ世界の国々がチャンスとばかりに次の策を講じているということです。それでも、彼らが状況をコントロールできているというわけではありません。
これは、「アメリカと中国のどちらかがウイルスを使って工作活動をしている」というよりは、さらに大きな力が働いていることが分かります。
しかしながら、国際金融組織、グローバルエリートがアメリカを捨てて中国に軸足を置くように決めていることから、中国が有利になることは否めないでしょう。
祈りの課題
@ 経済や企業というものが戦争の一端であるという意識を日本人が持つことができますように。
A 日本の中にいる親中派の力が弱まりますように。
B 日本を愛し、命がけで日本の為に立ち上がる政治家が起こされますように。