民営化という強奪システム (09/06/03)
民営化というと良いもののように聞こえますが、これは国ののっとりシステムのひとつです。
それについて知るには、株式会社とは何かを知る必要があります。「株式の電子化と株券の無効化」という記事の中でも少し書きましたが、これによって会社の資産が他の個人のものの手に渡ってしまうことを意味します。
つまり、国営事業が民営化するときに国家が個人あるいは企業にのっとられることを意味します。それによって「ボリビアの水戦争」「イギリスの水道の民営化」という記事の中に書いたような出来事が起こるのです。
日本においてもっとも代表的な出来事は「郵政民営化」だったでしょう。これによって世界最大の預金額を誇った銀行(郵便貯金)が外資の手に渡ってしまったのです。
そしてこの郵便貯金は日本国債の大きな顧客であったので、「国債はほとんど外国人が買っていないので日本は対外的に借金をしているわけではない」という楽観論者の口をふさぐことになるのです。