7)神が準備された隠された民

帰りのフライトの直前に「航空宇宙博物館別館」にも立ち寄ることができました。ここのもっとも大きな目玉の一つは、広島に原爆を落としたエノラゲイという愛称を持つB29型爆撃機です。

小学生のグループがこのエノラゲイについての説明を受けていたので、私はそばに立ち聞き耳を立てました。

予想していたことですが、解説者は「いろいろ議論はありますが」という前置きをした上で「このB29が戦争を終わらせた」と言って英雄であるかのように解説していました。

これを聞いて私は泣きました。日本のためではありません。アメリカのためです。どうして、そこまでしてこのB29を英雄に仕立て上げたいのでしょうか。

もうすでに日本の敗戦が決まっており、日本はその半年も前に戦争の終結を申し出ていたのに原爆が完成し、それで人体実験するまで終わらせてもらえなかったという歴史を知っている人がどれぐらいいたでしょうか?


旅の最後に

最後に出会った人はエチオピア人タクシードライバーです。

実際ワシントンDCのタクシードライバーのほとんどは移民1世の外国人であり、その60%がエチオピア人なのです。

※ 彼に言わせるならタクシードライバーというのは黒人ですら就きたくないほどの低収入の仕事なのです。

彼とは話が合ったので帰国のための空港へのタクシーも彼にお願いすることにしました。話しているうちにどうして、彼と価値観が似ているのかがわかりました。彼は教会に通う福音的なクリスチャンだったからです。

この出会いに大きな示唆がこめられていたように感じます。

世界は広い、神は世界の片隅にも味方として共に立ち上がる民を準備しておられるということを語っておられるようでした。

そう、「私とともに戦うものがいない」と落胆したエリヤに主は「7000人の勇士がいる」(第1列王記19:9-18)と語られたように、この終末の時代に共に戦う勇士を主は準備しておられるのです。


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