第1日目:概要と現在の状態の基礎知識 11/05/15
日曜日から始まる連鎖断食には毎日その前日から、学びやデボーションの課題を送付しますが、それらに先立って、財政破綻とは何かについての基礎知識をつけていただきたいと思います。
日本政府の財政破綻について見ていく前に財政破綻とは何か、これから起こる可能性について話したいと思います。財政破綻というと特別な出来事のように聞こえるかもしれませんが、歴史上多くの国でなんども起こっております。一般的にはデフォルト(default・債務不履行)という形で成されます。
つまり「借りたお金を返せない」という処置です。
記憶に新しいものでは2001年のアルゼンチンで起こった出来事です。この後アルゼンチンは40%のインフレとなっております。ロシアでは1998年に国債のデフォルトを宣言しました。
これらの国々はIMF(国際通貨基金)の管理下に入れられ、その資金によって国を立て直すことになります。最近では2010年にギリシャでなされました。
アメリカも毎年デフォルト宣言のうわさがされていますがとりあえず今日までもっているのは「アメリカの経済状況」という記事の中で書いたようにドルが世界の基軸通貨だからです。
920兆円の借金を抱えながらも楽観的なコメントをしている経済学者が大勢います。その理由は日本の借金は主に国債という形で93%は国民および国の経済システムに対して借金しています。それは韓国の40%が外資であることに対して大きな違いがあります。
そして、日本は世界一他の国に貸し付けている債権国で、対外純粋資産は2位以下を大きく引き離した225兆円です。(実際には政府が外国債を買っているというよりは日本銀行による) また、産業技術立国であり、アメリカではかなり壊滅してしまった製造業という実体経済もあります。それゆえ他の国のように財政が破綻することは無いという考えをする人がいます。
不思議なことにこの財政破綻とは経済(すなわち理系、計算)の問題というより、心理学の問題だといわれています。すなわち、財政が破綻したと認めない限りかなり持ちこたえることができるのです。
その理由は先に、「通貨についての教え」の中で語ったように、通貨というものは(ある程度まで)いくらでも無から創造できるのです。ですから、確かに大きな出来事が起こるのでなければこの後何年でも持ちこたえれることでしょう。
しかしながら、そのような楽観論があるがゆえ数多くの警告が出されておりながらほとんど対処がなされていないというのが現状なのです。
私には経済がどのように動いて、どういうシナリオで動いていくのかはわかりません。
しかし、急激な破綻であれ、徐々に衰えていくのであれ、結果的には同じことが言えるのです。
それは2005年に国会でも論議されたいわゆる「ネバダレポート」にあるように構造の改革を日本自身で行って財政破綻を避けるか、あるいはIMFの管理下で強制的に行うかのどちらかなのです。
アメリカの押し付け政策の言いなりになれといっているわけではありません。けれども、ここまで来てしまったなら、それぐらい思い切った改革がなければ救われないということをいいたいのです。
そして、全体像を理解するなら、究極的には容認できることと、先に書いた「外国人参政権」や「人権侵害救済法」のように容認できない事柄を見分けることができるのです。
ですから、本当にこの先に起こる事柄を知るには、それをはるかに超えた視点である聖書に基づいた視点が必要です。
特に黙示録13章を見るなら、統一政府、統一通貨、統一宗教が生まれることについて書いております。つまり、世界の国々をいいなりにさせるために、意図的に世界各国を借金漬けに誘導しているのです。
それゆえ、今回の学びでは、「我々の生活を守るために政治がどうなればよいか」という話をするわけではありません。「財政破綻に向けての自己防衛策」の知恵についてもすこしは書きますが、それが話の中心ではありません。
これはクリスチャンに鳥瞰図的な視野を与え、世の終わりにおけるとりなし手を建て上げる為の教えなのです。