第5日目:三つのアイデンティティ (上) 11/05/19

私たちが健全な意味で生きていくうえで必要のもが行くつもあります。アイデンティティー(自分が何者であるのか)と言う問題は、その中でも重要なもののひとつでしょう。

私は人には次の3つのものが必要だと思っています。

(1)個人としてのアイデンティティー(自分は何者か)

(2)家族としてのアイデンティティー

(3)国民としてのアイデンティティー

特に、終末に向けてグ口ーバリズムが広がっていく中で、これらのものが薄れていきます。サタンも意図的にそう誘導しています。

ですから、これらのことを守るのは単に人が健全であるためだけでなく、サタンの仕業に対抗するためでもあるのです。

今回は(1)と(2)のアイデンティティーについて取り扱いたいと思います。


■ 個人の確立

個人が確立されていることは重要です。

エペソ書は霊的戦いの書として有名ですが、具体的に戦いについて書いているのは6章の後半になってからです。「終わりにいます」と言う言葉から始まっているように、霊的戦い云々と言う問題は、エペソ書の最初から書き連ねられたいた部分がしっかりと理解されていて初めて有効に戦えるのです。

すなわちエペソ1章1節〜14節において書いているようにまず大切なのは個人の確立です。それを読むならキリストにあって@祝福されたもの A選ばれたもの B聖くされたもの C子とされたもの Dあがなわれたもの E罪が赦されたもの F御国を受け継ぐもの G聖霊の証印が押されたもの などについて書いてあります。


■ 家族の関係

永遠の視点において「救われること」「神の子であること」というのは不可欠なアイデンティティーです。それ以外の職業や血筋、家柄というものは地上的なことなので二の次とされていますが、しかしこの地上で生きている限り地上的なアイデンティティーも必要です。家族の関係についてもエペソ書5:21〜6:9で取り扱われています。

そういった中で、家族としてのアイデンティティー、特に、父母に愛され受け入れられ育てられたというアイデンティティーはその後の人生に大きな影響を与えます。

多くの人が、親から拒絶、虐待、過大な期待を受けて成長したために心に傷を受けて大人になっております。しかしそれらは癒されなければなりませんし、癒される時が来ているのです。なぜなら、ここにあるように現在は終末と言う特別なキーワードが加わっているからです。すなわち暗闇が増すところに光も輝くからです。

ですから、今、私たちは、これまで突破できなかった領域を突破し、癒しを受け取ることができなかった部分の癒しを受け取るときなのです。


■ 神の家族、および共同体

現代は、孤立した社会だといわれています。しかし、世の終わりにおいて、人との関係、共同体、神の家族というものがますます重要になってきます。

どうして、サタンは人との関係を分断させようとするのでしょうか?それは兄弟が共に住まうこと(詩篇133編)が祝福の基であることをサタンは知っているからです。


以下は藤井厳喜氏の著書からの引用です。

ロシア人たちはどうしてあの厳しい冬の寒さを乗り越えて餓死することなく生きてきたのか? それは、国家官僚を信じず、家族や親戚、友人同士で助け合ったからである。子供は親の面倒をみて、家族同士は助け合って働いた。ルーブルは紙くずになったが、彼らは物々交換で日常生活の物資を融通しあった。つまり、いくらお金や資産を持っていようと、あなたを支えてくれる周囲の人開かいなければ、あなたは助からないのだ。 もちろん、お金や資産があれば助かるが、それだけであなたは幸せにはなれない。

確かに、共同体として支えあうことは危機の時代における生き残るための大きな秘訣でしょう。そしてそれは、「キリストの霊の律法を完全にまっとうする」(ガラテア6:2)ことでもあるのです。

余談:結婚や出産はどうするべきか


また、神の民が教会に属することは重要です。

今日、多くのクリスチャンが覆いの元にいません。たとえ教会に属していても、心が離れているのです。

使徒と使徒的な働き」という記事の中で取り上げたように、個人がレーマや預言を受け取るだけであるなら、教会に属していなくてもできるかもしれません。

実際、そのような預言的賜物を持っている人はおります。しかし、フリースピリットに動かされて、自由に動いているような人は、これからの終末の時代における戦略的な働きに役立たないどころか、妨げを与えてしまうかもしれません。

また、せっかく「とりなしの賜物」をいただいているのに覆いがないために混乱してしまっているとりなし手がたくさんいるのです。

戦いは熾烈になっているのです。今神の軍隊が整えられるときです。

そのために牧会者もさらなるレベル、そう五役者レベルの役割を果たしていかねばなりません。それによって聖徒が整えられるからです。(エペソ4章11節〜14節)(参考記事:牧師と言う肩書きについて


■ デボーション

1)エペソ1章1節〜14節を読んで思い巡らしましょう。

2)主が私たちに与えているアイデンティティーのすべてを素直に受け入れましょう。

3)今が心の癒しを受け取るときです。 「主は敵の前であなたに食事を整え、油を注いで下さるからです。」(詩篇23:5

4)すでに癒されている人は、まだの人が、このデボーションを通じて主から直接癒しを受け取れるように祈りましょう。

5)家族や共同体の関係の中で「平和を保ち」(ローマ12:18)和解が可能なことは和解しましょう。