3日目:霊の見分け

クリス・バロトン師が書いた「スピリット・ウォーズ 見えざる敵にうち勝つ」という本の175ページでは「否定的な思いを持っている人の霊的な識別は信頼できない」としています。


霊的に見分けをしているといいながら、否定的なことばかり言う人がいます。

「悪霊が見える」「あれは御心ではない」「あなたの周りにもやが掛かっている」などという発言をする信徒をどの牧師も体験していることです。

そういったことを見分けるのに必要なのは、その人が「牧師や権威者に対しての不信感がないかどうか。」「 他の人との関係はどうか」「自分の弱さを認めることができるかどうか」「自分の間違いや失敗を認めれるかどうか」などといった事柄です。


霊的に識別があれば天を見る

もし、聖霊の臨在や神の天の栄光を見ることができず、ただ、否定的な霊ばかりを見ているのだったらそれは考え物です。

霊的世界に目が開かれているのだったら、何よりもまず、主を見上げることができるはずだからです。


動機を見る

否定的ことを言ったり、悪霊のことばかりを言う人の霊を見分けるもうひとつのポイントは、それによって誰かをコントロールしようとしているかどうかです。

聖霊の賜物レベルの預言では「人を育てることばや勧めや慰めのことば」を与える(第1コリント14:3)。とあります。

もし、それ以上のことば、「裁きのことばや未来予知」をするとしたら、それは、聖霊の賜物レベルの預言ではなく、預言者レベルの預言をすることを意味します。

それをしては絶対にいけないとは言いませんが、要注意レベルに片足を突っ込んでいる危険があることを知るべきです。

それは、預言の内容が正しいか間違っているかが問題となる以前に、自分を預言者レベルに引き上げている可能性があるからです。

ですから、「聖霊の賜物&聖霊の実 」という記事にあるように、聖霊の実が賜物以上に実っているかを吟味する必要があるのです。


ですから、預言をする人が健全な霊を持っているのどうかを識別するのに必要なことは。正確な預言ができているかどうかではありません。

へりくだりや、他の人と接する態度を見ることで知ることができるのです。


デボーション

(1)自分自身の霊的態度が分を超えていないかどうかを吟味しましょう。

(2)御霊の実と御霊の賜物のバランスを吟味しましょう。

(3)御霊の実が実りすぎて困ることはありません。御霊の実を求めましょう。