「日本の企業の繁栄が日本の繁栄であることに多くの日本人は気がついていない。」
日本は他国に比べて働いている割には豊かさの実感のない国だといわれています。しかしそれは「アメリカに貢ぐ国、日本」という記事にあるように、日本の富が米国に流れてしまっていることに代表されるような出来事が起こっているのが現状です。
逆に言うなら、500兆円ものお金が海外に流れても、今日まで世界トップレベルの経済大国といわれてきた日本の強さの根源はいったいなんでしょうか?
それはもちろん日本の企業の力です。
特に「 企業同士に競争は国家間の戦争に匹敵する力を持っている 」という記事にあるように、今日の戦争は軍事力によるものではなく、企業の力によるものであることがわかるなら、ちょうど戦時中に、敵国の
他の国が特に自国製品の購入を意識したり、主要な産業がなくてもやっていけているのは、収入が少なくても搾取もされていないからです。
日本は強力な経済力によって、多額の搾取をされていながらもこれまで何とか高いレベルを維持することができました。しかし、この先は同じようには行かないでしょう。日本からの搾取はなくならないでしょうから、その穴埋めとして、国民は自国の企業を大切にすることを意識していく必要があるのです。
2014年からDocomoがiPhoneを販売開始したことは、大きな防波堤の決壊を意味します。
DocomoキャリアのユーザーでiPhoneを使いたかった人にとっては大歓迎でしょうし、アップルファンの中には「何をいまさら」と冷ややかに感じている人もいるかもしれません。そしてまた、その他の多くの人にとっては無関心なできごとだったでしょう。
しかし「iPhone売れるほど貿易赤字。アベノミクスに影響」という一般のニュース記事にあるように、世界有数の経済大国である日本の経済指標を左右するほどの存在であるとするなら、すべての日本国民の生活に関係のあることがわかります。
DocomoがiPhoneの販売を渋っていた大きな理由は、それによって自国の企業SONY、SHAPE、Fujitsuなどを保護していたからです。
それを単に保守的な古い構造であると考える人がいるなら、それは、これまで自分たちの繁栄が何によって支えられていたのかを知らない人なのでしょう。