安息日についての考え方A中級編  (22/05/26)

(ネットから拾ってきたものの一部を書き換えた資料です)

旧約聖書には律法として安息日についての記載があります。それを今の私たちにどのように適用したらよいでしょうか。

1.安息日の規定は、モーセの律法に含まれるものです。
(1)神は、エジプトを出たイスラエルの民にモーセの律法をお与えになりました。
(2)イスラエルの民は、安息日に労働することを禁じられました。
(3)この規定は、彼らが自由の民となったことの象徴です。
(4)律法はユダヤ人に与えられたものなので、元々異邦人である私たちには当てはまらない。(※3)

(※3) ただし私たちは「旧約聖書の律法が語っていることの本質的な事柄」を守る必要があります。
それは、たとえば、食物規定でイカやエビを食べることが禁じられていますが、それは、私たちにとって、なんでも私たちが摂ってもよいわけではないことについて語っているということです。
また、「殺してはならない」のように、旧約の律法の文言が文字通り私たちに適応される事柄もあります。
もちろん、文字通りか象徴的なのか中間的な事柄もたくさんあります。

2. イエス・キリストが十字架で死なれた時に、モーセの律法の要求は満たされました。
(1)「完了した」とは「完済した」という意味です。
(2)新約時代の信者はユダヤ人であっても、モーセの律法によって束縛されることはありません。
(3)ですから、安息日の規定によっても束縛されません。
(4)また、安息日が日曜日に変わったということもありません。

3.新約時代の聖徒は、キリストの律法の下に置かれています。
(1)キリストの律法とは、聖霊によって心に書かれる律法です。
(2)それは旧約聖書の律法が語っていることの本質的な事柄(※3)です。
(3)キリストの律法は、礼拝の曜日は指定していません。
(4)定期的に集まって礼拝することを命じています。
(5)つまり、日曜日でもよいし、それ以外の日でもよいということです。


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