テーマ: ヤコブの子孫の残りの者の救い
期間:2018年5月14日(月)〜5月20日(日)
(エレミヤ書31章7節) まことに主はこう仰せられる。「ヤコブのために喜び歌え。国々のかしらのために叫べ。告げ知らせ、賛美して、言え。『主よ。あなたの民を救ってください。イスラエルの残りの者を。』
ヘブライのカレンダーの五旬節の5月20日(日)にあわせて2018年の第2回目の断食週を行います。 またこの日はキリスト教のカレンダーでもペンテコステの日曜日となっております。
また、5月14日(月)はイスラエルの建国記念日です。(ただしイスラエル国内ではユダヤ暦で祝われるので今年は4月19日でした。)
2018年、イスラエルの建国から70年たった今、主はまったく新しい領域の扉を開かれました。
西暦70年の神殿崩壊後も、その地域に一定数のユダヤ人はそこにとどまり続けました。この残されたユダヤ人のグループを「イシューブ」(※)と呼びます。
その後、7世紀に入ってその一帯はイスラム教の影響下に入り、残された「ヤコブの子孫」たちの多くもイスラム教に改宗しました。したがって、パレスチナの地に住んでいたイスラム教のアラブ人と呼ばれる人たちの中には元ユダヤ人の子孫(ヤコブの子孫の残りの者(※))も含まれているのです。
そして建国から70年経った今、主は彼らに救いの御手を伸ばし始められたのです。
(※) 通常ユダヤ人はアブラハムの子孫と呼ばれていますが、パレスチナ人をアブラハムの子孫と呼んだとしてもアブラハムとハガル間で肉によって生まれたイシュマエルの子孫と勘違いされることでしょう。
そのようなわけでイシュマエルの子孫と区別する為に元ユダヤ教徒の子孫であるパレスチナ人を「ヤコブの子孫の残りの者」と呼ぶのです。
1日目:5月14日(月)イスラエル建国記念日
2日目:5月15日(火)ナクバ(大惨事)
3日目:5月16日(水)新月祭
4日目:5月17日(木)サマリヤ人の救い
5日目:5月18日(金)パレスチナ人の救い
6日目:5月19日(土)枯れた骨の谷
7日目:5月20日(日)一本の杖
参考資料
Wikipedia記事「イスラムに改宗し、言語的にアラブ化したのがパレスチナ人の起源である。」の解説