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Q: どうして歴史が間違って理解されるのですか?

歴史が間違って理解されているのには以下のようなさまざまな理由があります。

 

(1)日本の中で多くの工作活動がなされている

ルーズベルトの周囲に300人以上のロシアのスパイがいて工作活動がされていたことが今日明らかにされていますが、当時の勝ち組のアメリカでもそうであるなら、敗戦国の日本の内部に日本が不利になるような工作活動がなされているかはを想像することは難しくありません。さまざまな方面からなされる、さまざまな工作活動よって日本が動かされているのです。

工作活動には以下のようなさまざまな種類のものがあります。それらに共通していることはがありますが、それらの多くは「日本人に罪責感を植えつける」ことによってなされました。

 

..........(a)アメリカの工作活動
これはまず、原爆というアメリカの大量虐殺をうやむやにするために日本に罪責感を植えつけることから始まりました。
今日、日本はアメリカにとって無くてはならない同盟国ですが、それであっても南京大虐殺の偽りについて日本の味方になっていないのは、日本が大虐殺を行っていなければ逆に原爆の責めがアメリカに負わされるためでもあるのでしょう。

戦後のこの70年間、常にアメリカの意向に沿った国家運営がなされています。それは「年次改革要望書」という形で日本の外務省のホームページでその内容を確認できるほど大っぴらに要求がされているものがありますし、また、裏で目に見えないところで行われているものも数多くあることでしょう。

 


 

.........(b) 中国の洗脳活動

1945年の終戦間際に火事場泥棒のようにソ連は日本に戦争を布告し、57万人の兵士を強制労働の為に連れ去りました。その中の900人以上を中国共産党に引き渡しました。それは撫順戦犯管理所(Fushun War Criminals Management Centre)で日本が戦争犯罪を行ったという洗脳活動を行うためでした。最後に帰国できた人は終戦から19年たってからでした。
日本人の中で南京大虐殺を始めとして戦争犯罪を積極的に行ったと触れ回っている人たちの多くはここで洗脳された人かその人に影響を受けた人です。
うまく洗脳された人は死刑などの厳罰を免れ日本に帰国することができました。中国共産党が日本の戦争犯罪者に寛大な措置をして釈放したとして一部では美談として語られていますが、実際にはかれらを通じてプロパガンダを広めるためだったのです。

 


 

.........(c)社会主義者の工作活動
「コミンテルンと社会主義思想」という記事にあるように、第二次世界大戦当時アメリカと共産主義のコミンテルンが裏で通じ合っていたことが今日知られていますが、アメリカ自身の後押しもあり、戦後日本に共産主義勢力が入り込みました。
その結果戦後30年経った時点でさえ日本の学校の教員の半分ほどは共産党系の教員組合に加入していました。彼らは「自虐史観」に基づいた教育を施し、今日に至っています。

 


 

.........(d) 朝鮮系の工作活動
現在の日本では韓国系、北朝鮮系、あるいは北とも南ともつかないロビー活動が活発です。
日本人にとって誰の益にならない法律が可決されたり、「河野談話」のように根拠も無いのに外務大臣が従軍慰安婦における日本の罪を認めるような事態が生じるのはそのような理由によるものです。

 


 

(2)日本人の性質による

.......... (a) 罪責感
日本人の良い特性が誤解を招いている」という記事にあるように
へりくだり、相手を責めない文化が逆に日本人の心を引きこもらせて、罪責感を与えています。

広島の原爆記念館といえば皆さんはどのような場所を思い浮かべるでしょうか?アメリカの戦争犯罪に対する怒りと糾弾を目的とした展示がなされているわけではありません。
象徴的なのは、「安らかに眠ってください 過ちは繰り返しませぬから」という碑文です。
これは「日本人は原爆投下を招いたような過ちをもう繰り返さない」という意味です。

アメリカがした大量虐殺の戦争犯罪でさえ自分に責めを与える姿勢は驚きを通り越してあきれるほどです。

 


.......... (b)謝罪の文化
謝罪が日本の文化の一部であるということは、日本人は本当に自分が悪いと思っていなくても、その場を丸く治めるために謝罪することがあります。
キリスト教の大きな国際大会などで日本人が集団で謝罪する場面があっても、本当に、悪いと思って心から謝罪したい人というのはごく一部です。

 


.......... (c) 謝罪することによって間違った歴史が広まる。

日本人が謝罪するときに、それがまた誤解を呼びます。
戦後70年たった今、中国、韓国以外の東アジア、東南アジアの人々はそれほど過去の歴史のことを考えていません。にもかかわらず、ありもしないことであっても日本人が謝罪するときに、それを見た人が、「そのような歴史があったのか」と考え間違った歴史観が広まってしまうのです。

日本人が良かれと思ってしていることが逆に間違ったプロパガンダとなっているのは恐ろしいことです。