聖書に基づいた正統派キリスト教会★札幌クリスチャングループ

クリスチャンホームの子どもは異文化

クリスチャンホームと呼ばれるクリスチャン2世、三世の家庭には祝福があると同時に時には特徴的な問題を抱えることがあります。先ほどの家族の説明の中で子供が傷ついて育つことがあるという話をしましたが、クリスチャンホームの場合はそれに加えて、信仰的に育てようとするあまりに傷ついてしまう場合があります。
特に初代のクリスチャンの場合は、クリスチャンホーム2世の自分の子どもをどう扱ってよいかわからずに戸惑う場合があります。

クリスチャンホームの子どもたちは親に連れられて教会に集い始めます。教会には他にも子どもがいますので、そういった環境の中、楽しく教会に集い自然に神様という存在を信じます。
だからと言って、1世のクリスチャンが人生のある時点でキリストと出会い劇的に救われたように救われるわけではないので感じ方も受け取り方も異なります。

通常人はキリストという仲介者を通じて父なる神とつながるのですが、クリスチャンホームの子どもたちはキリストと自分との間に親と言うもう一つの仲介者を通じてつながることになります。
そして幼少から思春期にかけての成長過程においてキリストと直接つながっていくための準備をしていくのです。

ですから、私たちは、その移行がスムーズになるように手助けをしたいと考えています。手助けと言っても何か特別なことをするわけではありません。ありのままを受け入れるとか律法主義的にならないなどといった普通のことをすることによって子供たちは信仰的にも成長するのです。