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中華思想の危険

2015年の前後には終戦後70年の節目といわけでクリスチャンの国際大会の中で「国々の和解という名目で」歴史問題が多く取り上げられました。

和解といってもそれらは、説明したり相互理解するものではなく、日本が一方的に中国や韓国に謝罪をするというものです。

この日本が自虐的になったり、日本が悪であると決め付ける傾向が危険である理由は、単にそれが真実に基づいていないからだけではありません。

それは中華思想(Sinocentrism)の延長線上にあるからです。

 

(Wikipediaより引用)中華思想について:

中華思想は、中国が宇宙の中心であり、その文化・思想が神聖なものであると自負する考え方。漢民族が古くからもち続けた自民族中心主義の思想。漢民族とは異なる周辺の辺境の異民族を文化程度の低い禽獣であるとして卑しむ。

 


 

日本で催されたクリスチャンの祈りの国際大会のメッセージの中で、中国では割と知られているらしいある説教者は中国が日本の父となりきれなかったことを公に謝罪しました。

そして、日本が東の果てに追いやられたのでひねくれ犯罪が多くなったと語り、また、中国にどうぞ来てください住みよい街がたくさんありますなどと言いながら街の様子を映し出し移住を促していました。

あまりにも意味不明なことばかりを語っているので集会後に個人的にその意味を尋ねました。


すると、その答えは私たちの予想のはるか斜め上を行くびっくり仰天のものでした。

彼女いわく、秦の始皇帝の時代に不老不死の薬を求めて始皇帝が家来を東に遣わし「見つけるまで戻ってくるな」と命じました。結局彼らは見つけることができなかったために彼らは拒絶されたものとして、東の島に定住しました。その子孫が日本人だというのです。始皇帝の中国が父であり日本は父に拒絶された子どもだというのです。また、拒絶された子どもは親に逆らうものであるが、日本が中国を侵略した理由もまさにそれであると語りました。
移住を促していた理由はもうすぐ日本が海に沈んでしまうからで、それについて研究発表したアメリカの科学者のホームページを私たちに見せました。

この体験から、中国が日本を責める事は単に歴史認識や政治的な問題だけでなく、中華思想も大きく関わっていることを感じました。